脳梗塞の後遺症の治療について
脳梗塞の後遺症の治療
について
突然の脳梗塞(脳卒中)に襲われ、「後遺症はこのまま残るのか」「改善の可能性はあるのか」といった不安や疑問を抱える方は多くいらっしゃいます。
たしかに、現在の医療では脳卒中後の機能障害を完全に取り除くことは難しい場合もありますが、それは「改善の余地がない」ということではありません。
当クリニックが提供するのは、再生医療と同時刺激(リハビリ等)を組み合わせた特許技術「リニューロ®」による、神経回路の再構築を目指す治療です。
この治療は、劇的な変化を生む魔法のような手段ではありませんが、患者様ご自身の治る力を高めていくことを目的としています。
当院では、脳梗塞後の状態に合わせて「リニューロ®」を核とした治療を提供し、後遺症の軽減や再発予防、前向きな生活の回復を目指して、患者様とご家族を全力でサポートしています。
脳卒中はいくつかのタイプがあり、その一つが脳梗塞です。
脳卒中はいくつかの
タイプがあり、
その一つが脳梗塞です。
言葉としては、脳卒中(のうそっちゅう)、脳梗塞(のうこうそく)、脳出血(のうしゅっけつ)などは聞いたことがあるかと思います。これらすべてが脳血管疾患を表す言葉となります。しかしながら、これらの違いを明確に理解されている方の方が少ないのではないでしょうか。まずは、これらの言葉が具体的に何を示すのかについて解説いたします。
脳卒中の語源は、卒然として(急に)邪風に中るということ(急に襲ってくる病状)を意味し、脳の機能が冒される病気の総称として用いられます。
脳梗塞とは
脳梗塞(のうこうそく)は、何らかの原因で脳の血管が閉塞し、酸素や栄養素が脳細胞へ供給できなくなり、脳細胞が壊死する疾患です。一度壊死してしまった脳細胞は、残念ながら元の状態には戻りません。
脳卒中のなかでも脳梗塞は、最も患者数が多い状況にあり、寝たきりになる主な原因ともなっています。
日本では年間約22万人が脳卒中を発症しており、そのうち約6〜7割が脳梗塞とされています。
国内の脳卒中患者数は約110万〜120万人と推計されており、日本人が寝たきりになる原因の一つとなっています。
また、脳卒中は再発リスクの高い疾患で、約4人に1人が再発を経験すると報告されています。(参考資料:厚生労働省)
リハビリの下地を作る再生医療
リハビリの下地を作る
再生医療
近年の医療進歩により、血栓溶解療法や血栓回収療法などの急性期治療の可能性が広がり、脳梗塞を発症した直後に適切な治療を受けることで、重度の脳梗塞でも、無事に退院するケースが増加しています。それでも、統計によると、発症した方の約70%は何らかの後遺症を引きずると言われています。
厚生労働省の調べによれば、脳梗塞からの職場復帰率は50%から60%に留まります。
脳梗塞の後遺症を緩和するには、リハビリテーションが不可欠で、特に発症後3ヵ月以内の急性期は、リハビリテーションの効果が顕著となります。
しかし、人の回復力は年齢と共に衰えます。そこで必要となるのが、リハビリを超えたアプローチです。自己治癒力を最大限に引き出すために、当院は再生医療に注力しています。当院の提供する再生医療は、患者様の回復力を高めるための基盤作りを目指します。
脳梗塞後遺症の治療
脳梗塞の治療では、発症直後の迅速な対応が重要ですが、その後も麻痺や言語障害などの後遺症が残る場合があります。
近年、こうした後遺症に対する新しいアプローチとして注目されているのが再生医療です。
再生医療では、身体が本来持つ修復力を利用し、損傷した組織の回復を目指します。
その中でも、さまざまな組織へ分化する能力を持つ間葉系幹細胞を用いた治療が研究・臨床の両面で進められています。
骨髄由来間葉系幹細胞
骨髄由来間葉系幹細胞
間葉系幹細胞は骨髄や脂肪などに存在しますが、当院では骨髄由来の間葉系幹細胞を使用しています。
骨髄は骨の内部にある組織で、幹細胞を採取する方法を骨髄穿刺と呼びます。
この手技は従来から医療現場で行われており、安全性が確立されています。
骨髄由来幹細胞は神経組織との親和性が高いとされ、脳梗塞で損傷を受けた神経環境の改善が期待されています。
また、ご自身の細胞を使用するため拒絶反応のリスクが低いという特徴があります。
骨髄由来幹細胞点滴
当院では、患者様ご自身の骨髄から採取した幹細胞を培養し、点滴で体内に戻す再生医療を行っています。
幹細胞は損傷した神経や血管の周囲で働き、組織の修復環境を整えることが期待されています。
また同時刺激を併用することで、機能回復の相乗効果を目指します。
サイトカイン
幹細胞を培養する過程で得られる培養上清液には、幹細胞から分泌されるさまざまなサイトカイン(神経保護因子、成長因子、血管新生因子など)が含まれています。
これらの成分は、神経や血管の修復環境を整える働きが期待されています。
当院では、サイトカイン点鼻を行っています。
鼻腔から投与することで、神経系に関わる環境へ働きかけることを目的とした治療です。
狙った神経回路の再構築
リニューロ®
かつては、一度損傷した脳や脊髄は再生せず、失われた機能も回復しないと考えられていました。
しかし、最新の研究により、脳には神経回路を適応的に変化させたり、新たな神経回路を形成したりする「脳の可塑性」が備わっていることが明らかになっています。
ただし、この可塑性(かそせい)が十分に発揮されない場合、運動障害や感覚障害が残ることが課題です。そこで重要なのが、狙った神経回路の再構築を促すアプローチです。
リニューロ®は、損傷した神経回路や失われた神経機能の回復・強化を促す特許技術を活用した神経障害治療です。
狙った神経回路の治る力を高める再生医療(標的神経再生医療)に加え、狙った神経回路の同時刺激(標的リハビリテーション)を組み合わせることで、神経回路の伝導を改善し、神経軸索の伸長を促します。
従来の再生医療が細胞や組織の再生に焦点を当てるのに対し、リニューロ®は「狙った神経回路の再構築」に特化。医学的・科学的根拠に基づく最先端技術を採用します。
幅広い神経障害の治療に効果をもたらす方法として特許を取得
▶ 特許 7545714 世界14カ国 PCT/JP2021/028420
▶ 特許 7671950 世界14カ国PCT/JP2021/043813
脳梗塞後遺症でお悩みの方への治療プラン
脳梗塞後遺症でお悩みの方
への治療プラン
リハビリは神経障害に特化し、電気刺激・磁気刺激などの先進的な技術も組み合わせ、患者様一人ひとりの状態に応じてオーダーメイドで実施されます。また、ご自宅でも継続できるように、専門のセラピスト(理学療法士・作業療法士など)がホームトレーニングまで丁寧にサポートします。
お問い合わせ~治療開始の流れ
脳梗塞(脳卒中)の再生医療に関わるリスクと副作用
脳梗塞(脳卒中)の再生医療に
関わるリスクと副作用
| 副作用 | 当院で行う骨髄穿刺、幹細胞の点滴投与は安全性が高い方法ですが、次のようなリスク、副作用の可能性があります。 当院ではリスク低減のため最大限の努力をしており、現在のところ重篤な副作用が発生した事例はありません。 ただし診察や検査の結果、治療に伴うリスクが高いと判断される場合には、治療を受けることができないことがありますので、あらかじめご了承ください。 |
| 骨髄穿刺(骨髄液採取) | ・局所麻酔に対するアレルギー ・穿刺部の出血、皮下血腫 ・穿刺部の不快感 ・穿刺部からの感染症 |
| 幹細胞点滴投与 | ・アレルギー ・肺血栓塞栓症 ・点滴刺入部からの感染症 ・点滴刺入部の発赤 |
料金について
- 専門カウンセラーによるカウンセリングは無料です。治療内容や疑問等お気軽にお問い合わせください。
- 当院の治療は自由診療です。
標準的な料金のご案内
項目
費用
診療/カウンセリング
¥11,000(税込)
感染症検査
¥11,000(税込)
幹細胞点滴3回コース
¥3,850,000(税込)
臍帯由来サイトカインカクテル(点鼻)3ヶ月コース90本
¥990,000(税込)
※名古屋院のみ幹細胞点滴の料金は上記価格にプラス¥550,000(税込)
【費用に含まるのもの】
- 再生医療(幹細胞の点滴投与)
- 同時刺激(患者様の状態に合わせたリハビリ等)
- 幹細胞採取
- 幹細胞の培養
- 安全性検査
- 処方薬(必要な場合)
- リハビリ評価
- フォロー検診
- リハビリ検診
- ホームトレーニング指導(院内にて)
料金について
- 専門カウンセラーによるカウンセリングは無料です。治療内容や疑問等お気軽にお問い合わせください。
- 当院の治療は自由診療です。
- 以下の料金は標準的な治療内容をご案内しております。
- モニター価格が適用となる場合がございます。お問合せください。
標準的な料金のご案内
項目
費用
診療/カウンセリング
¥11,000(税込)
感染症検査
¥11,000(税込)
幹細胞点滴3回コース
臍帯由来サイトカイン
カクテル(点鼻)
3ヶ月コース90本
¥990,000(税込)
※名古屋院のみ幹細胞点滴の料金は上記価格にプラス¥550,000(税込)
【費用に含まるのもの】
- 再生医療(幹細胞の点滴投与)
- 同時刺激(患者様の状態に合わせたリハビリ等)
- 幹細胞採取
- 幹細胞の培養
- 安全性検査
- 処方薬(必要な場合)
- リハビリ評価
- フォロー検診
- リハビリ検診
- ホームトレーニング指導(院内にて)
お支払い方法
(国内在住の日本人の方)
現金支払いの場合
治療費用は、細胞採取の当日までに当院の受付にて現金でお支払いください。
その際に領収書を発行いたします。
振込支払いの場合
細胞採取の当日までに、お知らせした指定の口座にお支払いください。
ご入金確認後、領収書を発行いたします。
(振込手数料は患者様ご負担となります)。
Q&A
なぜ骨髄由来の間葉系幹細胞を使うのですか?
骨髄由来間葉系幹細胞は脳卒中や脊髄損傷において、神経再生医療への臨床効果の報告が一番豊富であり、神経再生能も高い幹細胞だからです。
・研究の歴史が古く、神経再生医療への人における臨床効果の研究報告の実績が多い
・神経再生能力が高い
・神経細胞へ分化する
・脳梗塞(脳卒中)の後遺症治療効果が期待できる
損傷した神経は回復することはありますか?
中枢神経が損傷した場合、重度で再生能力も限られているため、完全な回復は困難とされています。しかしながら、再生医療の進歩により、幹細胞を用いた治療法など新たな治療手段が開発されています。その結果、中枢神経損傷の治療に対する見通しはより明るいものとなっています。